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今週のライオンズ

更新日:2022年2月7日

皆さん、こんにちは!


 こちらの記事を書いている現在は都道府県対抗女子駅伝まで残り30分となり、熱戦の火ぶたがここ都路で今まさに落とされようとしております。実は弊社ウェルビーイング株式会社は昨日オフィスを移転しまして、下記の住所に引っ越してまいりました。


京都府京都市伏見区久我石原町2-25フレイグランス久我105号室


 西京極までおよそ6キロ、桂川沿い、鴨川沿いのランニングコースがすぐそこにあるなかなか立地の良いところであります。さて、そんなウェルビーイング株式会社のチームウェルビーイングライオンズの選手たちが地球の反対側イテンで今週も汗を流しています。そんなライオンズの選手たちの今週の練習をお届けしていきます。いよいよ基礎構築期も終了し、今週からはより特異的な練習へと移行してまいります。そのため、ロードレース組とマラソン組は今週は練習が別内容となりました。


ロードレース組

1月10日月曜日

午前 18キロ低強度走+100m6本

午後 10キロ低強度走


1月11日火曜日

午前 ファルトレク10x2’/1’+10x1’/1’

午後 10キロ低強度走


1月12日水曜日

午前 16キロ低強度走+100m6本

午後 休養


1月13日木曜日

午前 1000m4本(66秒)2分休息

   600m4本(64秒)1分30秒

   400m4本(60秒)1分休息

午後 10キロ低強度


1月14日金曜日

午前 16キロ低強度

午後 休養


1月15日土曜日

午前 テンポラン12キロ1キロ2分58秒ペース

午後 10キロ低強度走


1月16日日曜日

休養


マラソン組

1月10日月曜日

午前 18キロ低強度走

午後 10キロ低強度走


1月11日火曜日

午前 ファルトレク30x1’/1’

午後 10キロ低強度走


1月12日水曜日

午前 18キロ低強度走+100m6本

午後 休養


1月13日木曜日

午前 スピードワーク1000m15本(2分55秒)休息1分30秒

午後 10キロ低強度走


1月14日金曜日

午前 18キロ低強度走

午後 休養


1月15日土曜日

午前 於モイベン 30キロ(一キロ3分10秒)

午後 休養


1月16日日曜日

休養


 質、量ともにかなり練習の内容が濃くなってきているように感じます。これはマラソンあるあるなのですが、一概に質より量とか量より質とか言えないことの大きな理由は今週の練習内容を見ていただいてもお分かりいただける通り、1000mのインターバルの本数が15本という意味では量も多いですが、しかし合計15キロを標高2000m超える高地で1キロ2分55秒ペースでカバーしているという点では、かなり質が高いです。


 土曜日の30キロ走もしかりです。現地の人間といえども標高で1キロ3秒、砂の路面で1キロ3秒は遅くなりますから、内在的な負荷は1キロ3分4秒くらいの負荷になっているはずです。いかに負荷が高いかお分かりいただけるかと思います。火曜日のファルトレクも1分速く走って、1分ゆっくりの練習を30セット繰り返しているので、そうなってくると、もはや質より量なんだか、量より質なんだかわかりません。それでいて、週間走行距離はというと、それほど多いわけではありません。


 しかし、必要な練習を入れていった結果として、やはり160㎞は超えるわけですので、特別少なく量より質に偏っているわけでもありません。私はこれまで古今東西の世界中の一流選手の練習を分析してきましたが、そこから出てくる一つの特徴として、これといった特徴がないということがあげられるように思います。


 極端に練習量が多いわけでもなく、極端に質の高い練習やインターバルばかりしている訳でもなく、質も高いし、量も多い、でも何か過激に一つの要素に偏っているということはないというのが、2000年代以降の近代マラソンで結果を出してきた選手たちの一つの特徴かなと思います。ぜひ、そんなことも一つ参考にしてみてください。


 明日からメルマガの方で、一流のアマチュアランナーたちの知識と経験をあなたにインストールし、超効率的努力を実現する100時間のオンラインスクールランナーズユニバーシティの案内を流します。ウェルビーイングライオンズの選手たちは資金こそ潤沢にあるわけではないものの、トレーニングパートナーがいて、休養の時間がしっかりとあって、走ることでお金を稼いでいるプロ集団です。参考になることもものすごくたくさんありますが、アマチュアとは違う面も少なからずあります。


 一方で、ランナーズユニバーシティの方では、あなたと同じ、他に本分があり、練習場所まで自転車や電車で行き、自分で練習を考えて、地面に自分で用意した給水ボトルを置き、ハーフマラソン63分09秒、30キロ1時間31分53秒、ハーフマラソン62分30秒、10000m28分36秒、日本選手権3000m障害2位、東京マラソン4位(日本人トップ、2時間26分)などなどの結果を残したアマチュアトップランナーからアマチュアランナーとして成功するためのエッセンスをお届けします。明日からのメルマガを楽しみにお待ちください。


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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

© 2020 by ウェルビーイング株式会社

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