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今週のライオンズ

こんにちは!


 少し遅くなってしまいましたが、今週のライオンズをお届けさせて頂きたいと思います。


 現在前回の神戸マラソンで4位に入ったカリプス・ロムワイ選手をチームに加えるべく、色々と動いていたのですが、なかなか決まりかけていたのに、動きがありませんでした。現地にいるマネージャのタイタス氏に聞いてもなかなか連絡が取れなくなっているとのことでした。


 補足までに説明させて頂きますと、ケニアの電波は日本よりは悪く、しょっちゅう途切れます。とは言え、ケニア国内では普通に連絡が取れる程度の電波ですが、向こうの携帯電話はプリペイド方式なのです。


 つまり、予め500円なら500円分払っておき、500円分だけ通信が使えるのです。そして、その500円分が使い終わると課金しないと連絡が取れなくなります。公衆電話みたいなシステムになっているのですが、カリプス選手もそういう状態だったのでしょうか?


 真偽のほどはよく分かりませんが、どうも交通費がなかったようで、本日タイタス氏が彼の町まで連れていき、こちらで手配したイテンのアパートまで連れてきて、ライオンズの練習に合流できるように手配をしました。


 大会の日を考えるとなるべく早く交渉したいところですが、早く必要な情報を送ってほしいところです。また最新の情報が入り次第報告いたします。


 さて、それでは先週の練習内容をお届け致します。


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月曜日

a.m - 18km低強度走

p.m - 10km低強度走


火曜日

a.m – 男子 ( 800m x 15) 休息1分- 2:29, 2:27, 2:25, 2:22, 2:21, 2:20, 2:18, 2:24, 2:23, 2:24, 2:24, 2:24, 2:20, 2:19, 2:15 – 参加者:エドウィン・キプトゥー、エゼキエル・ソンゴル、タイタス・キマイヨ、デニス・ケンボイ、マーク・キボイ、ポール・アイヤバイ


女子 ( 800m x 12) 休息1分 - 2:40, 2:37, 2:35, 2:32, 2:33, 2:36, 2:34, 2:38, 2:36, 2:36, 2:34, 2:34 参加者; フィリス・チェボリオット, ロズリン・チェプケンボイ, ラエル・チェロップ, プリシラ・キプルト (新人)

p.m - 8kmジョギング


水曜日

a.m - 18km低強度走

p.m - 10km低強度走


木曜日

a.m – ファルトレク 2 分速く1分ゆっくり X 17

P.M - 8kmジョギング


金曜日

a.m - 18km加速走

p.m - 8kmジョギング


土曜日

a.m – 20分ウォーミングアップ + 38kmロングラン. エドウィン・キプトゥーとデニス・ケンボイ2:11:30 (3:26/k). アモス・キプトゥム, ジョフリー・キプラガト, ジュリウス・キプトゥイ, 2:13:52(3:31/k)


女子ラエル・チェロップ、フィリス・チェボリオット、プリシラ・キプルト、ロズリン・チェプケメイ38㎞2:30:05(3:56/k


日曜日

休養


 今週の練習も見て頂けると、800m15本を見て頂くとしっかりとネガティブスプリットを作っているのがお分かりいただけるかと思います。男子の場合は、ラスト一本が2分15秒なので、そう考えると1本目の2分29秒がいかに遅いかお分かりいただけるかと思います。


 800mで14秒なので、1000mで15秒くらい遅くなるような感じでしょうか。最近私も1キロ6本をして、1本目を15秒から20秒くらい遅く入ろうかと思い、一本目を3分5秒から3分00秒、最後の1本を2分50秒から2分45秒くらいで行こうと思ったのですが、3分1秒で入って、2分50秒でしか上がれませんでした。


 いずれにしても、そのくらい極端にネガティブスプリットを作ろうと思うと、少なくともネガティブスプリットにはなるので、オーバートレーニングにはなりにくいですし、心理的なプレッシャーも少なく練習が継続しやすく、今日は最後の1本はどのくらいでいけるかなみたいな楽しみもあると楽しく練習が継続できます。


 38キロ走も男子は女子と一緒に走り出し、最後はペースを上げていって3分20秒くらいまで男子は上げて行っています。


 選手の大半が10月30日のナイロビで開催されるスタンダードチャータードマラソンに出場するので、残り8週間半になりました。そろそろ、レースを意識した練習を入れていき、仕上げていきたいと思います。


 ライオンズの選手の様子はインスタグラムより動画でご覧いただけます。こちらをクリックして、ご覧ください。

 
 
 

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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

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